そもそもエンディングノートって何??

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エンディングノート 医療・福祉

こんばんわ、うめ です。

昨日、突然思い立ってこんなの語りだしたんですが。

一日経って、冷静に考えていて気付きました。

何かいろいろ語るのは良いけど、そもそも

「エンディングノートって何?」

っていうところにまったく触れてないじゃないかと。

と、いうことで。

本日は、エンディングノートってそもそも何なのか、というのを話していきたいなと思います。

そもそも、エンディングノートって何?

エンディングノートとは、

「人生の最後=ライフエンディング」

について書いてあるノートのことです。

事故や病気など、自分自身にもしものことがあった時に備えて、

家族や大切な人に伝えたいことを書き記しておきます。

エンディングノートの役割は?

自分自身にもしものことがあった時に、

自分自身に関する様々な情報を、

わかりやすくまとめておくためのノートです。

エンディングノートには法的効力はありません。

ですが、「もしも」の時に、

この情報があれば、

自分自身はもちろん、家族がとても助かります。

また、普段、何気なく過ごす日常では見過ごしていたこと、

自分の考えや価値観などを見直すことにもなり、

日々の日常生活の中でも、自分自身の役に立つ場面もあるでしょう。

たとえば、預貯金や不動産、保険の加入状況などの財産情報などが書いてあると、

もしもの時に、必要な手続きが取りやすくなります

入院費を払わなきゃいけないのに、

どこの口座にいくら入ってるかわからない!

もらえたはずの入院保険給付をもらい損ねた!!

等のトラブルを防ぐことができるでしょう。

ほかにも、

自分自身しか知らないけど、

家族にもかかわりがあることってありますよね?

葬儀や供養など、

もしご逝去されてしまった場合についても、

自分が信仰している宗教や宗派についての情報や、

希望するお葬式の行い方、

開催時の規模、

呼んでほしい友人等の情報、

などの情報が記されていれば、

自分の意思を尊重してもらうことができるだけでなく、

ご家族が迷わず準備を進めることができます。

人は本当に突然亡くなります。

しかも、亡くなってから葬儀を執り行うまで、時間が全くありません

なので、こういった情報が少しでもあるだけで、

遺族の方の負担を少しでも減らすことができるのではないでしょうか。

自分のためにも、家族のためにも、

この「エンディングノート」の役割を生かせるとよいのではないかと思います。

遺書との違いはなに?

遺言書とエンディングノートの一番の違いは、

遺言書には法的効力がある

ということです。

遺言書は【法務省令】で、様式が定められています。

遺言は満15歳になれば、原則として誰でも作成できます。

遺言に書く内容は遺言者の自由です。

ただし、法的な効果が発生する内容が限定されます。

遺言書の作り方はいくつかありますが、

費用がかかること、

不備があると効力を失う

などに注意が必要です。

エンディングノートには、何を書けばいいの?

「これを書かなきゃいけない」というものは特にありません。

書けるものから、

書ける時に書いて、

何度でも書き直し、書き足し、時には消してもいいんです。

「今のあなたの状態」が分かればそれでよいのです。

今日と明日では、状況が大きく変わることもあるでしょう。

都度都度、修正してきましょう。

とはいえ、例えばどんな項目を書くのか?私の書いているノートの項目例で言いますと。

・自分の名前、生年月日

・生まれてから現在まで住んでいた場所の、住所や電話番号、住んでいた期間

・健康保険証や免許証、パスポートなどの番号

・現在の勤務先の名称、住所、連絡先

・預貯金のある銀行の金融機関名や支店名、口座番号、名義人、(暗証番号)

・口座から自動で引き落とされているものの情報(理由、引落日など)

・株や不動産などの資産状況

・借金やローンについて

・クレジットカード情報(カード番号、引落日、引き落とし口座、パスワードなど)

・クレジットカードから定期的に引き落とされているものの情報

・生命保険、学資保険などの情報(証券番号、受取人、保険期間、保険料、担当者など)

・基礎年金番号などの年金情報

・今までの職歴

・ペットの情報(保険、かかりつけ医、行きつけのトリミングサロン、名前や生年月日など)

・親族一覧(名前や続柄、連絡先など)

・友人・知人一覧(名前や連絡先、関係性、もしもの時に連絡するか?など)

・持病やかかりつけ病院について

・告知や延命処置についての希望

・介護が必要になったときの希望(療養先、費用、財産管理についてなど)

・葬儀やお墓について(実施要否、宗教、会場、費用、喪主など)

・相続について(遺産分割)

・そのほか、大切な人へのメッセージ

など、細かくいろいろ記載しています。

とはいえまだ30代。私も全部は記入しきれていません。

すでに何度書き直している項目もあります。

今後すこしずつ埋めていきたいなと思います。

注意点

これからどう生きたいのか、

自分の人生を見直すきっかけにもなり、

家族で話し合うきっかけにもなります。

また、決まった形式があるわけではないので、自由に書けるのも利点です。

そんなエンディングノートですが、注意点があります。

とにもかくにも、

保管場所の管理を徹底する

ことです。

なんてったって、

個人情報の宝庫です。

関係のない、第三者に見られてしまった場合、悪用される可能性があります。

かといって、あまりにも厳重にしまい込んでしまうと、

いざという時に家族が見つけられず、

役に立てられなかったということもあるでしょう。

信頼できる親族など、

限られた人に保管場所を伝えておくとよいでしょうね。

私は、夫と両親にのみ教えてます。

また、定期的な見直しも重要です。

1年前と全く何も変わっていない、ということも少ないでしょう。

記念日など、定期的に確認・修正する癖をつけるとよいかと思います。

エンディングノートってどこで手に入るの?

私は本屋で買いました。

これにしたのは単純に、自分的には一番書きやすそうな作りだったから。

実際書きやすかったのと、同じものがネットでも買えたため、親族に配り歩く用のはネットでまとめて買いました

この他、ネット上にも、無料・有料のエンディングノートはたくさんあります。

また、市区町村で提供しているものもあるようですね。

例えば。

*青森県青森市

 *秋田県秋田市

*新潟県見附市(全世帯に配布したそうです)

いろんな形のものがあります。

いろいろ試してみて、自分に合うものを見つけてみるとよいかもしれません。

最後に

いかがでしたか?

若い世帯ほど、まだいいだろうと思って書いていない人が多い「エンディングノート」。

でも意外と他人事じゃないですよ。

ぜひ、この記事をきっかけに、「書いてみようかなあ」と思ってもらえたらうれしいなと思います。

少しでも皆さんの参考になっているといいな~と思います。

それではまた!

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