そんなこんなで、不妊検査・治療のために産婦人科の通院をはじめたうめですが
想像以上に大変・つらいことが、色々起こっております
まだ通院を初めて4か月目ですが、現時点で自分が思う大変なこと・つらいことをまとめてみました
同じ悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです
うめ(妻)の大変なこと・つらいこと
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これまで婦人科疾患や免疫疾患等はかかったこともなく、生理周期も安定していたので、そんなに問題は出ないんじゃないかと思ってたんですが…
調べるといろいろ出てくるものですね
そして、その「調べる」ことがこんなに大変なのかと、日々感じております
妊娠・出産するのは妻側なので、不妊検査・治療の負担も妻側が大きくなります
通院のスケジュール調整
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いま、何よりも頭を悩ませてるのがこの「通院日程調整」の問題です
うめは比較的に生理周期は安定しているため、だいたいの排卵日・生理開始日は把握できるのですが
それでも体調やストレス等の影響もあって5日程度日程が前後します
(最近は10日近くずれることも…絶対ストレスのせいだ)
不妊検査・治療のタイミングはこの生理周期に大きく影響を受けます
例えば、うめが来るように言われることが多い日程は下記の頃です
- 生理開始2-3日目頃
- 生理開始10日目頃
- 生理開始14日目頃(排卵予定日頃)に数回(排卵が確認できるまで)
- 排卵後7日目頃
採血や内診、各種検査など、タイミングごとに調べられるものが異なるので、ちまちまと行くことになります
検査が進むごとに通院頻度が増しており、初月は3回程度の通院だったのが、最大で月7回の通院が必要になりました
行う検査によっては2-3時間かかるため半日仕事を休む必要があることもありますし
30分程度で終わる場合でも、病院の診療時間の関係上、仕事の日は早上がりしないと通院が間に合いません
通っている産婦人科は予約制ではないので、通院するように言われた日の行ける時間に行けばいいのですが
通院時に、先生が基礎体温表や内診の結果をもとに
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次は2日後に来てね
なーんて軽く言われ、次の通院日が決まってしまいます
そして、なかなかうまいこと自分の定休とは合わないもので…
かといって、1日・2日とずれるだけで、やりたい検査ができなくなってしまうので、行かないわけにはいきません
そのため
どうやって通院のための仕事調整をしようか
どうしても通院調整が出来そうにない場合はどう対応しようか
職場と産婦人科の先生と相談しながら、なんとか通院時間の都合をつけるのに苦慮する日々です
職場
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病院勤務で、女性が多い職場で、不妊治療・検査の経験者も多いことから、通院に関して協力的な職場であることが救いです
予定していた公休日の変更や、有給消化で何とか通院できるように上司も同僚も相談に乗ってくれています
とはいえ、自分の担当患者のカンファレンスや、委員会業務、その他担当業務など
事前に決まっており、かつ患者さん・ご家族や他のスタッフも巻き込んでスケジュール調整されていたものを、自分だけの都合で変更するわけにはいきません
かといって、何度も自分の業務を通院のために他のスタッフに代理で出てもらえるようにお願いするわけにもいきません
また、緊急入院・転院などで、突然対応しなければいけない業務が発生することも多々あります
うめが通院を始めてからは、何とかスケジュール調整ができ、通院予定日に通えなかったということはありませんが
今後さらにタイミング法を何度も試したり、人工受精・体外受精などステップアップをするなど、通院期間が長くなり、場合によってはさらに通院頻度が増えた場合は対応しきれないなと感じます
職場が協力的な私ですらそうなので
非協力的な職場や、休み調整がしづらい職場では、仕事を辞めないと不妊治療は続けられないだろうなぁ…
と実感しています
検査
経腟エコーや採血ぐらいなら、うめはつらさは特に感じないですが
中にはもうやりたくないと思うくらいつらい・痛い検査がありました
これまで辛かった検査トップ3はこちらです
- 通水検査
- 造影検査
- 負荷テスト
詳細はまた後日記事にまとめようと思いますが
「通水検査」と「造影検査」はとにかく痛かったです
検査開始直後から終わってしばらく本当につらくて
激重の生理2日目という感じで、終わったあとベッドで死んだように寝て過ごすことになりました
「負荷テスト」は下垂体ホルモンの機能を調べる検査ですが
薬を注入された直後に吐き気が襲い、本当に吐くかと思いました
身体もほてりと違和感がすごく、徐々に症状は落ち着きましたが、こちらも検査開始直後から終わるまでベッドの住人になりました
上記3つの検査は、なるべく検査のあとに予定を入れないように言われていたので
検査終了後すぐに帰宅し、自宅で安静にすごしましたが
確かに、この検査の後に仕事等をする気には全くなれないなと実感しました
どの検査も2回目以降の実施は予定されていませんが
できることならもうやりたくないですね…
費用
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不妊治療の検査・治療には本当にお金がかかります
自費の検査になるものも多いため、あっという間に財布の中が寂しくなっていきます
通水検査、造影検査、負荷テスト、フーナーテストなど多くの検査は保険が適応されたとしても1回1万円前後かかります
また、精子抗体などの一部採血も自費検査になってしまい1万円前後発生することもありました
そして何より、一番総額として費用が掛かるのが、排卵確認や各種検査前の確認等での「診察費用」です
1回3500円程度とはいえ、排卵前に2-3回行くことになるのでそれだけで総額1万円を超えていきます
ぱっと見は、通水検査など大きな検査時の費用が目立ちますが
月々通院にかかった費用を確認していくと、通常時の診察費用の方が負担割合が大きくなっていました
最近は不妊治療に保険適応がされるようになったとはいえ、まだまだ自己負担の部分も多く、通院回数が増えれば増えるほど各種費用負担も大きいため
その他生活費や今後の子どもの養育費なども踏まえて
「どれくらいの期間」「タイミング法/人工授精/体外受精などどのステップまで」の検査・治療をしていくかは夫婦でしっかり考えていかなければいけないなと感じました
体調や精神面
私の場合は、ホルモン剤などホルモンバランスに大きく影響するような薬は使用していないため、そこまでホルモンバランスの乱れや治療による体調への大きな影響は出ていません
また、「絶対に子どもが欲しい!」といった治療への強い希望等も元々ありません
とはいえ、通院時の各種検査・治療のため、検査後にしばらく嘔気や疼痛でベッドから出れなくなることもありますし
「今週末には痛い検査が予定されていて嫌だなぁ…」
「生理予定日がもし1日ずれて、それに合わせて受診日もずれたら仕事調整できないどうしよう…」
「今日は疲れててあまり気分はのらないけど、排卵日だから関係もたなきゃ…」
「最近結婚した友達が、すごいスムーズに妊娠・出産している。すごいなぁ。嬉しいなぁ。でもうらやましいなぁ」
「そろそろ妊娠できたかなと思ったけど、生理来ちゃった…」
などなど様々な理由から、悩み・ストレスを感じ、気分が落ち込みむ日々を過ごしています
精神的にも不安定になりがちで、夫にも申し訳ないなと思いながら、なかなか改善もできず難しいなぁと感じています
妊活にストレスは大敵ですが、この不妊治療・検査こそストレスになりますね
夫の大変なこと・つらいこと
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もともと、不妊治療・検査をしてみようと言い出したのは夫の方でした
とはいえ、現状で夫が行ったのは「精液検査」のみです
そのほかは、私の生理周期とそれによる検査に合わせて、対応してもらっている感じです
とはいえ、男性側も大変なことが色々あるとインタビューを通して改めて知りました
第3者に言われたタイミングで夫婦生活をもつこと
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排卵日や検査に合わせて、夫婦で関係を持つことに一番つらさを感じています
関係を持つタイミングは、妻の身体に合わせることになり
朝でも夜でも、仕事に疲れて帰ってきた日でも、次の日早朝から予定があっても関係ありません
2人の休日にゆっくり過ごしている中で気分が盛り上がって…
といったように、うまくタイミングが合うことも難しく
先生の「〇日と△日に関係を持ってね」に合わせなければならず
一種の仕事・作業のようになり、結構なストレスになっています
これなら逆に、人工受精のように、1人でケース等に精液を出すだけの作業の方がやりやすいと感じるようです
相談相手がいない
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不妊治療・検査や妊活について、妻に関するナイーブな話題になるため、なかなか人に話しづらく
また他の人の事情も聞きづらいので
誰かに相談しづらく、自分の中のもやもやを発散できる場が少ないのもつらく感じる点です
「つらさ」への対策は?
話し合う、愚痴を言い合う
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お互いに思っていること、辛いこと、逆に嬉しいこと・楽しいことなど
お互いの思いを伝えあうようにしています
お互いの気持ちを「そうなんだね」と一度受け止めて
では2人でどうしていこうか?
をしっかり相談しながら
お互い協力し、助け合えるところは助け合いながら
無理なく治療・検査を続けられるようにしていきたいですね
運動する
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気分転換とダイエットも兼ねて
朝に時間をみつけて2人で近所を散歩しています
家で座りながらでは話せなかったことなども
歩きながらだと色々話せて、相談出来たりしますし
軽く汗をかくことで身体も気持ちもすっきりします
また、いままで知らなかった近所の店や、おしゃれスポットなども知ることができて面白いですよ
がんばったご褒美
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つらい検査や治療をした後や、その関係で色々夫にも協力を貰ったときには
「ちょっと近場の温泉に行ってみよう」
「気になってたレストランでゆっくり過ごしてみよう」
などちょっとしたご褒美デイを設けています
このときは不妊治療・検査のことは一度忘れて、ゆっくり・楽しく2人で過ごすことで
また次も頑張ろう、と思えるのでおすすめです
最後に
6組に1組のカップルが不妊検査・治療を受けているといわれています
不妊治療はどうしても妻側に負担は大きくなりがちですが
夫婦2人で解決していかなければいけない問題でもあります
通院中はつらいことや大変なことも多いので
夫婦でしっかり話し合い、どこまで望むのか?頑張るのか?をしっかり相談し、協力していきながら、無理なく続けていけるようにしていきたいですね
私も通院し始めてまだ4か月
ある程度検査結果が出そろいました
次は、どこまで治療をするかをしっかり決めていかなければいけません
後悔がないように。でも無理はしないように夫婦で話し合っていきたいな~と思います
ではまた!
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