看護師として働くメリット・デメリットって何?アラサー現役看護師が自分の体験談をもとにまとめてみた

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看護師

現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあるのか、看護師を夢見る方が増えているようですね

また、現在看護師として働いていることを知ると、周りの方々から

看護師してるのすごい!

人を助ける仕事で尊敬する

コロナの影響もあっていま忙しいでしょう

色々きつくて大変な仕事だよね

白衣の天使!

知り合いに看護師がいると、病気やけがをしたときに頼りになるね

など、いろいろ褒めていただけることも多いです

このように「看護師」というといいイメージを持たれることが多い印象ですが、では実際に看護師として働くとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか

うめが実際に10年近く看護師として働いてきた体験をもとにまとめてご紹介します

看護師として働くメリット

就職先に困らない

国家資格かつ、常にどこの病院も人手不足であるが故の強みです

基本的に、採用試験を受ければ受かることがほとんどです

新卒採用のとき、普通の大学に行っていた友達が何十社と採用試験を受けている中、私や周りの看護師友達が採用試験を受けたのは1~2病院のみでした

また、転職活動時も基本的には採用試験を受ければ受かることが多いです

(未経験者しか採用しないなど病院側が特別な条件をつけていたり、美容外科等の採用率が低い領域などを除きます)

(また短期間での転職が多いなど、応募者側の経歴によっては採用されづらくなります)

そのため、新卒でも中途でも、「どこも採用してくれない~!!‼」ということはほとんどありません

全国どこでも、経験年数が短くても働き口が見つかることが多いのは大きなメリットです

常勤だけではなく、パートや派遣などいろいろな働き方を選べるのもメリットですね

同僚に、1年のうち半年は応援ナースとして働いて、

残り半年は世界中を旅してまわる生活をしている人もいるね

応援ナースとして初めて働くような、経験年数が少ない看護師でも

転職サイトなどを利用して数日~数週間で次の働き先が見つかるみたいだね

病院だけではなくいろいろな働き方ができる

同じ病院勤務でも、診療科や、急性期・慢性期等の領域の違いなどによって、仕事内容や職場の雰囲気・特徴などは全く違います

また、病院勤務が嫌になったら、一般企業、役所や地域包括支援センターなどの公的機関、高齢者や障害者の施設、保育園、訪問診療や訪問看護などいろいろな働き方を選ぶことができます

病院勤務で「看護師に向いてない!」ともし思ったとしても、施設や一般企業等で働いてみたら楽しかったということもあるでしょう

同じ「看護師」の資格を利用して働いたとしても、就職場所によって色々な働き方ができるのも大きな魅力でありメリットですね

うめは以前の病棟勤務時に、夜勤や不規則勤務がつらく感じていましたが

訪問看護で働いたことで夜勤がほとんどなく定休で働けるようになりましたよ

急性期病院で働くのが嫌になり、一般企業に看護職として就職した友人もいます

その結果、給料も上がり、土日祝休みになり、基本的には仕事ができるような大人相手になって楽になったと喜んでいましたね

新卒からある程度の収入がある

看護師は給料が高いとよく言われますね

「令和3年賃金構造基本統計調査」によると看護師の平均年収は約498万円です(ボーナスや各種手当を含んだ額面金額)

全種別・男女の平均年収が約489万円、全種別・女性の平均年収が約389万円であることを考えると、高い給料をもらえていると考えてよいでしょう

新卒の時でも、普通の会社に就職した友達よりも給料が高かったのを覚えてます

とはいえ看護師の給料は夜勤手当と残業手当がつくことで高くなっていることも多いですよね

病棟勤務で日勤の身にした結果

年収が400万円を切ったという看護師仲間もいます

日勤のみでも透析クリニックや美容クリニックは給料が高い傾向があるので

どんな就職先を選ぶかによって、看護師の年収の幅は大きいかもしれませんね

ローンを組む時などに有利

アパートの賃貸契約をするときや、家や車を買うためにローンを組む時など、看護師の資格を持っていることでスムーズに契約が通ることが多いです

就職先に困ることが少なく、給与が高めということもあって、支払いが滞る可能性が低いと考えられるようですね

今のマンションを契約した時に、判定まで1週間はかかるといわれたにもかかわらず

夫婦とも医療従事者で、保証人も看護師だったという理由で1時間で契約OKとの判定結果が出た時には笑ってしまいました

社会的にも信用される資格を持っているというのは強みですね

平日に休みやすい

シフト制の職場で勤務している場合、平日に休みがとりやすいというメリットがあります

土日祝休みのみだとどこに行っても混雑していたり、旅行のホテル代も平日に比べて高いことが多いですよね

平日に休みがとりやすく、しかも平日に2連休以上の休みをとることもできるため、ホテル代等も安くてどこも空いている環境で休日を楽しめるのは大きなメリットです♪

夜勤明けから連休を組んで、旅行に行くことも多いです

平日休みの快適さを一度覚えてしまうと

たまに土日祝が休日で外出した時に人の多さに疲弊してしまいます

いろんな人に感謝・尊敬される

看護師は患者さんにとって一番身近な医療従事者です

病気やけがで困っているときに、一番近くにいて治療やケア、身の回りの世話をすることになるため、患者さんやご家族に「ありがとう」と言ってもらえる機会が多くあります

また、新型コロナウイルス感染症が流行したこともあるのでしょうが、プライベートでも周りの親族や知人・友人から、看護師として働いていることを褒められたり、尊敬してもらえたりします

色んな人から直接感謝され尊敬してもらえることも、看護師として働いていくうえでやりがいにもなり、モチベーションアップにもつながります

大変でつらいことも多い職業ですが、

「ありがとう」と言ってもらえると頑張ってよかったなと思えることも多いです

プライベートでも人の役に立てる

親戚や知人や友人から、けがや病気で困ったときに相談される機会が度々あります

私の知識や経験が、周りの人の心配なこと・不安なことを解消する手助けになったときには、看護師として働いていてよかったなぁと感じます

また、以前友人の結婚式に参列したときに、参列者の1人が突然倒れて吐いてしまったことがありました

たまたま近くにいたというのもありますが、異変に気付いてすぐ、

その人が床に倒れないように支え、周りの人に指示を出しながらその人の姿勢を整え、脈拍や血圧等を確認して応急処置をしつつ、嘔吐後の処理をしたり、…etc

と突然のことに驚きながらもすぐに必要な対応をとることができました

結果的に、その方は貧血症状だけだったので(もともと血圧が低かったようです)、しばらく休んだら回復し、その後は元気に過ごされているようです

ほかにも、近くに住む親族の方が骨折して自宅療養をすることになったということで、定期的に通いながらシーネ・包帯交換や清潔援助など、同居の家族の方だけでは難しく対応に困ってしまっていた看護・ケアのお手伝いをしたこともあります

もちろん、看護師として働いた経験があっても、どうしていいかわからず動けなくなってしまうことも多々あります

ですが、上記のように最低限必要な確認や初動対応、基本的なケアを知っているからこそ、プライベートでもだれか人の役に立てたことも多々あり、看護師として働いていたメリットだなと感じています

看護師として働くデメリット

昇給が少なく、給料は上がらない

初任給はもちろん、平均年収も高い看護師ですが、ほとんど昇給はありません

夜勤や残業回数を減らすとどんどん収入が減っていきます

また、看護職には役職が少なく、昇進の機会もあまりありません

しかも、昇進すると夜勤が減り残業手当もつかなくなるため、平社員の時より給料がさがってしまうこともあります

そのため、最初は一般の会社員より収入が高かった看護師も、30代・40代と年齢を重ねると同年代より収入が少なくなってしまうことも多いのです

この昇給の少なさは、看護師として働くデメリットだと考えます

認定看護師や専門看護師などの資格をとっても、ほとんど給料は変わらないのが現状です

収入を増やすためには、より条件の良い職場に転職する必要がありますね

収入を増やすために、訪問看護や美容クリニック、透析クリニックなどに転職する方も多いですよ

健康・美容に悪い働き方になりやすい

夜更かしは健康・美容の敵です

2交代勤務で働く場合、夜勤で最低16時間は働き続けます

3交代勤務の場合、日勤で働いたのに同じ日の24時頃にまた夜勤のために出勤しなければいけないということも多々あります

加えて、病院勤務では常に人の生死にかかわる治療・看護をすることになり、大きなストレスを感じ続けて働くことになります

その結果、肩こり・腰痛、胃腸のトラブルや頭痛、うつ状態、アトピーなどいろいろな健康トラブルを抱える看護師は多いです

夜勤を続けている看護師ほど寿命も短い、なんていう話も聞いたことがあります

こういった健康・美容に悪い働き方をすることになるというのはデメリットとして挙げられます

うめは、ストレスフルな環境で働き続けた結果

毎日頭痛や下痢に悩まされ、全身にアトピー皮膚炎の症状がでてしまい

通院を余儀なくされたこともあります

うつ病や適応障害など、精神疾患を抱えて薬を飲みながら働いている看護師も意外と多くいるんですよ

ストレスが多い

勤務が不規則で夜勤もあり、残業も多いということがまず身体的・精神的にストレスになります

また、常に人の生死にかかわり、1つの判断・ケアのミスで人を殺してしまう可能性があるため、仕事中は常に緊張感を保ち続けることになります

加えて、患者さんにとって一番近い医療者となるためか、患者さん・ご家族から理不尽に当てられたり、怒られたり、文句を言われることも多くあります

ほかにも、看護師や他の医療職種との人間関係のトラブルも起こることが多いですね

このようにいろいろなストレスを抱えながら日々の業務をすることになることも、大きなデメリットだと考えます

緊張感でピリピリした結果、同僚との人間トラブルにも発展したりすることもしばしば

職業柄ストレスとは切っても切れない関係ではありますが、これを何年・何十年と続けるのはとてもつらく、大変です

仕事とプライベートの両立が難しい

看護師は不規則勤務で残業時間が長いことも多いです

その結果、家庭やプライベートの時間をとるのが難しくなる場面も多くなります

家族や恋人とのすれ違いも増えるため、仕事への理解があまり得られないと、それを理由に恋人や配偶者と別れる選択をすることになることもあるようです

家庭やプライベートを大切にしたい方は、日勤のみの仕事を選ぶなど、ライフスタイルに合わせて働き方を変えていくことが必要です

こういった、仕事とプライベートの両立の難しさはデメリットとして挙げられます

仕事とプライベートの両立が難しかった結果

離婚したことのある看護師って意外と多いですよ

離婚しても就職先も探せてある程度収入が安定しているから

独身に戻るという選択をしやすいという面はあるかもしれませんね

最期に

就職や給与面、知識・経験などでのメリットがある一方、仕事内容や勤務体制故にデメリットも多い看護師という働き方

正直、うめにとって看護師が天職かといわれると悩んでしまいますし

看護師以外の働き方をしたいなと思うことも多いです

とはいえ、看護師として働いてきたことで得られたことも多くあり、看護師になってよかったなとも思っています

看護師に興味のある方や、これから看護師として働こうとしている方は

ぜひこのメリット・デメリットについて知り、考えていただけるとよいのではないかと思います

ではまた!

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